./poyashime/

./poyashime/

La personne en fin de vie

07 Sep 2022

消費者金融で金を借りて FX をする

読者の皆々様方は FX と消費者金融のそれぞれについてどのような考えをお持ちだろうか。
FX はギャンブル、消費者金融は非常に高い金利といずれもマイナスイメージを持っている方も多いだろう。だが、マイナスにマイナスを掛けたらプラスじゃないか?と考えたのだ。
今日はこれら 2 つのシナジー効果について語りたいと思う。

消費者金融で金を借りて FX をする

ゴミクズみたいな一文である。
だが、ゴミクズであると同時にこれは割りと悪くない考えじゃないか。

簡単に思考をまとめると、

  1. 消費者金融は当日返済であれば利息が掛からない。そのため、消費者金融から金を借りてスキャルピングまたはデイトレードを行い、当日中に返済を行う
  2. さすれば、高い緊張感のもとエントリー出来る(脳死でポジる心理的抵抗が上がる)
  3. 最悪日をまたぐことになっても、スワップポイントがプラスの方向に生じる通貨ペアであれば利息相殺の可能性がある
  4. 以上において最優先すべきは、儲けを出すことではなく消費者金融に利息を払わずに全額返済を行うことである

これらそれぞれについて見ていこう。 なお、この記事では USDJPY の ロング のみを取り扱い、その他の通貨ペアを考慮しない。

1. 消費者金融は当日返済であれば金利が掛からない

消費者金融で用いられる金利の計算式は、次のとおりである。

[利息] = [借入残高] × [借入利率] / 365 × [利用日数]

ここで、借入当日の利用日数は 0 であり、当日中に全額返済を行えば利息もゼロとなる。
当日中に返済さえできれば、消費者金融の最大のデメリットである高利息をパスできるのだ。

たいていの消費者金融は口座を開設後一定期間は利息ゼロであるため、そもそも金利を気にする必要がないこともある。
もっとも、それでは前提が崩れるため利息の請求があるものと自己暗示をかけて当日返済を目指すこととする。

2. 人は脳死ポジを取らなければ負けないのか?

ネットで調べると、 FX の負けパターンは、次の 2 つに収束されるらしい。

  1. 特に考えずにエントリーする(脳死ポジが多い)
  2. トレードルールに則った利確・損切りが出来ない(ズルズルやって利益を消し飛ばす、損失を拡大させる)

指標等に起因するフラッシュクラッシュに持っていかれるケースもあろうが、今回は置いておく(突き詰めればエントリーポイントの失敗と指標前のポジション整理ができていないのだから、1 と 2 の両方に起因すると言えるだろうが)。

今回の運用におけるエントリーパターンとしては、極短期で小さく勝ち、且つ建玉を持ち越さないことが大前提であることを踏まえると、USDJPY のロングが最適である。
金利差主導によるドル高がメガトレンドであり、次項において述べるように USDJPY ロングのスワップポイントはそれなりに額も大きく本手段のデメリットを緩和できる。
そのため、押し目でロングを拾うことに徹底したい。たぶん、黒田東彦が退任するまでは通用すると思う。

3. スワップポイントについて

スワップ単体は、それだけで生活が成り立つほどではない。
しかし、今回の運用指針においては「建玉を日付をまたいで持ち越す」という想定内における最悪のケースにて、セーフティーネットとして機能するのである。

たとえば楽天 FX では、USDJPY を L した場合のスワップポイントは、1 付与日数あたりおよそ 90 円~100 円(1 万通貨あたり)で推移している。
9 月 7 日の USDJPY はおよそ 144.0 円/ドル前後であるため、1 万通貨を L するために必要な証拠金はおよそ 57,600 円となる。
ここで、仮に同額を最大年率である 18.0%で借り入れるとしても、1 日あたりの利息は 28.4 円であるため、スワップポイントで相殺が可能となる。

もっともスワップポイントがここまで多いのは一時的と考えられ、これを考慮しても赤字となる日もあるだろう。
そのため、やはり原則として建玉は持ち越さない運用が望ましい。

4. 最優先すべきこと

これはヒューマンエラーに起因する損失を防ぐルールづけの手段に過ぎないため、ズルズルと金利を取られていては意味がない。
そのため、持ち越し前提のポジションは作らず、当日 23 時 59 分までに決済を完了させ(消費者金融への返済手続きも終わらせ)ることを念頭に置いてトレードを行う。
夜 9 時以降に集中する米国指標に望みをかけた博打も必然的に打てないため、指標起因の相場の急変動により爆死する事態も回避できる。

それでも急騰急落による爆死を防ぐため、自己資本比率を考えて借入を行うこと。
借入時点の現金化の容易な金融資産の 40%くらいが借り入れ上限だろう。

この記事のまとめ

こんな意味のないことしなくても全額自己資本でドル円全力 L して寝とけば儲かるだろ