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La personne en fin de vie

06 Apr 2023

AliExpressで買った商品が税関でセラーへ返送された

悲しい

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みんなの荷物は届いてて羨ましい。一番上の僕の商品だけセラーに返送された。
結論としてはちゃんと Full Refund を受けられた。

買った商品

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Xiaomi Mi Pad 5 Pro 12.4 を購入した。
Mi Pad 5 は国内販売されているが、その後継モデルの Mi Pad 5 Pro 12.4 は中国国内のみの販売となっている。

おとなしく JD.com で買っておけばよかったものを、決済がラクチンなのでアリエクで購入。
7 万円の高額商品を AliExpress で買うなんて常識がなさ過ぎる。

悲劇の始まり

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アリエクで一番楽しいのは、ドンブラコと輸送されてくる商品の追跡情報を見ている瞬間である。
私のタブレットも注文翌々日くらいに香港の元朗区から発送され、ピストン輸送でシンガポールを経由。
4/3、「国際交換局へ到着」表記へ更新され、いつ税関に届くかな?とワクテカしていたが、当日はそれ以上の更新はなかった。

いよいよ 46 くらいに着弾か…と年休取得の算段をつけたところで悲劇が発生。
44 朝、日本郵便の追跡情報を見てみると、上の画像のように「差出人に返送」と出ているではないか。

アリエク通販はかれこれ 8 年はやっていると思う。
アリエクどころか、何の補償も無い中国企業の直販ショップでスマホを買ったこともあるが、今まで一度もこんな事起きたことはない。

たまらず、ナビダイヤルなのも気にせず川崎東郵便局へ電話。
LPSG の追跡番号を伝えると、すぐ回答してくれた。内容は…

  • 今回購入した商品は高額商品のため、輸入消費税が課税される(アリエクなのにインボイスを誤魔化していない!)
  • しかしながら、受取人の名前が記載されておらず、どこに課税すればよいのか不明。
  • こういったケースでは、税関はすぐに商品を差出人の元へ送り返す措置を取っているとのこと。
  • 受取人側では何も出来ることはないため、商品が差出人の元へ返ってから何とかしてくれ。
  • ちなみに、「商品はシンガポールから発送されたことになってるから、とりあえずシンガポール宛で送り返すよ!」と言われたため、香港元朗区が発送元なことを伝えるも、シラネとの回答。最悪セラーのもとにも帰らない可能性もあるのではないか?と、この辺で冷や汗をかきはじめる。

セラーとアリエクの対応

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とりあえず返金か、荷物が届いたら宛名を修正して再発送してもらいたい旨をセラーへ送った。
44 段階では日本郵便の追跡ページにのみ返送の旨記載されており、17track や CAINIAO の追跡サイトでは確認ができず。
しょうがないので、セラーにも日本郵便のサイトを翻訳したスクリーンショットを送付。

パニクりすぎてメチャクチャな英語であったが、とりあえず送信。
セラーからはなんと 13 分後に早速返答が。「とりあえず Open Dispute してくれ」とのこと。
商品未着の状態で Open Dispute 出来るのか…?

Open Dispute へ

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Open Dispute には「Item received in part or whole」と「Item not received」の 2 種類ある。
前者は、商品が一部しか到着していない、または全部到着した(商品自体に欠損が有る)場合に選択、後者は商品が未着の場合の選択肢だ。
今回のケースでは完全に後者パターンなわけだが、なにぶん、商品を発送してもらって 1 週間しか経っていない時点での出来事である。
アリエクでは 1 週間はおろか、1 ヶ月かかってもドンブラコしているなんてことはよくある話で、今回も後者は選択が出来なかった。

発送から 2 ヶ月ほどたてば後者でも紛争開始できるが、流石に 7 万円の商品なのでそんなに待っていられねえ!
パニックに陥った私が取った選択肢は、とにかく前者で紛争開始してしまえということである。

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「Items are missing」…まあ嘘じゃねえな!ということで紛争開始。 証拠画像として、

  1. 日本郵政の追跡情報(英語版、Returned to sender の記載あり)、
  2. 17track の追跡情報(英語、「Your package is being returned. Please visit the carrier’s website Japan Post for more info if you have any questions.」と記載有り
  3. アリエクの注文情報詳細(受取人名を注文情報に含めていることがわかる画像。今回受取人不明で返送となったため、私のほうに非がないことを主張するため添付。)
  4. CAINIAO の追跡情報(Delivery Attempt Failed の記載はあるものの、詳細は読み取れない。ダメ押しで添付

の 4 点を添付した。

ところで、今回の返送の原因は、おそらく受取人名を日本語で書いてしまったことだ。
今まで英語で書いていたのだが、先日引っ越しをしたのに伴い新住所は日本語で記入してしまっていたようである。
それでも輸入消費税のかからない低額商品であれば税関もパスするし、日本郵便もウマいコト配送してくれていたようで、問題が露見していなかった。
ググると、少数ながら同様の問題はあるようだ。

AliExpress の裁定下る

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紛争を開始しておよそ 23 時間後、AliExpress の裁定が下った。
要約すると、「カワイチョカワイチョだね。全額返金してあげるよ」という感じ。勝訴である。

モンスタークレーマー過ぎて、真夜中 2 時ごろ(現地時間 3 時)にカスタマーサポート宛にチャットでダメ押しで泣きついており、それもあってか、荷物がセラーに戻ってもいないのに、 1 日も掛からない間に紛争が終了した。
アリエクのサポートチャットは真夜中だろうが人力で対応している模様で、ノンネイティブでも分かる半ギレの英文で「お前のアカウントにラベリングしておいてやったから、とにかく紛争解決チームがお前のチケット見るの待っとけ!」と怒られた。本当に申し訳ない。

まあ、とにかく全額返金ということである。今回ネットで拾ったクーポンを使用し約 6000 円割引の 66000 円で購入しているのだが、返金総額は約 72000 円となった。
クーポン分はクーポンで返金するよということらしいが、実質儲けである。

今回の知見としては、3 点。

  1. 宛先は絶対ローマ字で書け!
  2. 紛争するときは、とにかく過剰なくらい証拠写真付けまくれ!
  3. セラーに商品が到着したのを確認せずとも、商品不着の Refund はワンチャンあるぞ!

無事 Refund を受けられたため、一件落着しましたとさ。

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↑ 改めて JD で購入しようとすると、「支付結果処理中」と表示され決済が完了しない。
JD は Alibaba と違いホワイト企業のため、人力チャットサポートは現地時間 9 時から 18 時までである。

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多分来年くらいまでタブレット買えなさそうだ。
おわり。